強いとか弱いとかそういうのはなく、不気味で驚く存在ながら見事に着物を着こなす洒落た妖怪。
それが骨女。
人間は古今東西、骨というものにエネルギーを感じて様々な怪物や呪術を作ってきたので文化的にも魅力が満載。ただ、上位互換を作るぞ! となると難しい。
だって、がしゃどくろって親玉みたいなのいるし……そう思いながら挑みました。
マドウ骨女
制作1
最初からこういう解釈をしてくるとは……AI君も好きやねぇ
黄金にしたのはマドウダヌキの髑髏と同じ理由です。上位互換としての表現です。
邪法を用いたパワードスーツみたいでカッコいいなと思い、これを発展させてみることにしました。
制作2
張りぼての体を黄金の骨格で覆って、動かしている骨女。と、いった状態でしょうか。
ふむ……と、参考にしようと骨女の由来を確認。
骨が綺麗な女性が見せてくるやつだったよね? と確認すると「牡丹灯篭」の方で登場しておりました。骨が綺麗な女性は「東北怪談の旅」でした。
牡丹灯篭って蛇のイメージが。恐らく水木しげる先生の本で最初に知ったからかもしれない。
どちらも骨の女性とはいえ、悪質さは「牡丹灯篭」が勝ちますね。魔性のモノって感じも遥かにあります。
魔性。それをどう加えるか考えた結果が、次になります。
制作3
顔以外骨にしてみました。
王道またはベタと言えますが、魔性が正体を現すというのはこういうのが一番な気がします。
鼻の下を伸ばしてついていったら、これとなると……邪悪さが少ないな。
「マドウ」の制作ルールに「性格が悪い」と決めてあるので、もっと邪悪さを取り入れねば。
制作4
完成しました。一応、これが完成系。
悪霊が実態を得る+人とも獣とも違う頭骨+邪法を用いて並べられた人骨
骨の妖怪ではなく、骨を利用する妖怪になりました。
偽りの肉体を用いて悪事を働く。退治されても物理的な物なら何度でも再生して、悪をなす。
不死身を活かす悪党。
それがマドウシリーズにおける「マドウ骨女」になります。
使用生成AI:「SeaArt AI」