片山稲荷神社にて

狐像

 長野駅から飯山駅まで移動時間は短いが、景色はとても良い。
 果樹園ではリンゴを作っているのだろうか、などを考えている間に到着。SUICAで移動してしまったが、本来は切符だったらしい。現金の支払いと手続きをしてもらい外へ。
 夏……とまではいかないが汗が薄く浮き出る暑さになっていた。

片山稲荷神社にて

階段で笑う

 早朝から移動のために北陸新幹線に乗り、駅から駅へと早歩き。長野市では稲荷神社を3つ巡り、また移動して片山稲荷神社を探して歩いた先でこれ。



 さらに暑さも相まって一人で笑ってしまった。休みなく移動し続けている時にこの長さで急角度の階段が来るとは想像していなかった。
 一応、トレッキングポールが置かれており坂道はそれを使っていいのかもしれない。
 階段の写真が欲しいため登ったが、石段の大きさはそれぞれ違う上に幅も狭い。危ないと判断した人は坂道から行くのが安心だろう。
 

階段途中



 定が書かれた看板が途中にあるとは。
 魚いないわ、この場所に。アリはたくさんいたけれど。
 昔は川か池があったのかな。

本殿前


 のぼりの本数が多い。 
 そして、独特な作り。扁額の大きさに対して社殿が小さい。
 道が狭いことを考えるとこのサイズが限界だったのかも。

狐像——親子



 カクカクで真面目そうな親の狐像の足元で抑えつけられる子狐像。
 子狐像の体の動きが凄い。興味があって顔は前のめりなのに、親に抑えられて体は下がっている。
 そうなると相対的に親狐像の不動さが際立つ。
 子供の動きを制しつつ相手をしっかり見据える知的で勇猛な門番だろう。

狐像——玉



 どちらも尻尾がないと玉の狐像を見て気づいた。
 破損したのだろう。
 それと薄く口を開いている。こちらが阿形のようだ。
 こちらも同じく勇ましい顔立ちで、玉をしっかりと……なんかサッカー選手系狐像が多いな、長野県。子狐像の方は親子感が満載だったが、こちらは一度思ってしまったら、ゴールキーパーに思えてきた。
 押さえ方が力強くて蹴る感じじゃない。ゴールキーパーの腕使いだ。
 そうなるとこちらだけ相手チームを睨んでいることになるなぁ……面白い。

 所在地:〒389-2253 長野県飯山市飯山1402

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