豊受稲荷社にて

狐像

 尾崎神社の境内社が豊受稲荷社になります。
 ……道を間違えて尾山神社に行ってしまったのは、運が良いのか悪いのか。珍しい物を見れた半分、豊受稲荷社へのワクワク感が薄れた半分といったところ。
 音楽やら施設の充実度は尾山神社が勝りますね。参拝客の数も。
 まぁ、間違えたなという事でざっと見ただけですぐに豊受稲荷社へ向かいました。

豊受稲荷社にて

1.尾崎神社



 色が落ちてしまっている箇所がありますが、それでも豪華絢爛さは失われていない。
 扁額の両隣に派手な動物の彫刻でも……とはならずに、扉にだけというのが特別感ありますね。
 徳川家の家紋が描かれていますし、それを際立たせるためかしら。


 後ろからも一枚。
 平安貴族の屋敷みたいな雅さ。格子の細かさでそう思うのかな。
 尾崎神社自体の美術力高い。さすが金沢の神社。

2.豊受稲荷社

 鳥居の映え方が素晴らしい。
 この赤をくっきりと浮かび上がらせるためにあるような周囲の状況。
 
 夏日に行ったお陰で妙にカッコいい扁額が撮れました。
 特撮ヒーローみたいな光の浴び方してるな。

 教科書通りの年代物の神社といった風情。
 作り的には尾崎神社と同じかな?

3.狐像

 防犯のために網が張られております。
 これも特徴として見るかな。
 
 擬宝珠が尻尾にあるタイプで、どういう顔立ちだろう。
 だいぶ眼つきの鋭い狐像。
 八ノ宮稲荷大明神の狐像が似ているか? あの像の高飛車さはないから、強面なだけかな。割とオーソドックスな狐顔っぽくもあるんだけども。
 

 真横から一枚。
 うーん、凛々しい顔立ちで咥えているのは玉ですね。
 肉付きの良い体で胸もしっかり張っている。筋肉系の狐像ですね。
 しかし……他の金沢の狐像を巡ってきましたがイタズラなどほぼなくて、逆にここの狐像はどんなイタズラなり破損なりをさせられたのか気になる。
 乗っていたとかそういうやつ? 
 見れば見るほど、網という特徴が気になる狐像だなぁ。

 所在地: 〒920-0937 石川県金沢市丸の内5−5 尾﨑神社

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