白米稲荷社にて

狐像

 大阪で稲荷神社を巡る旅をしましたが、今回のラスト稲荷神社はここ。
 実家が米農家なのもあって、来年の景気を願う意味も込めて向かいました。
 稲荷神社自体が豊作祈願なのに、白米もつくと盛りに盛ってる感ある。

白米稲荷社にて

1.道中記

 JR東西線を利用して天満宮駅へ向かいます。
 近いので本当に早い。でも、歩くとなると遠いんだよなぁ……
 駅から出ると風が強い。季節が変わってきたなと思わさせられます。

2.大阪天満宮

 

 駅から近い駅名の由来なっているであろう、大阪天満宮。
 境内では屋台があったり、猿回しをしていたりと賑やか。
 猿回しを久しぶりに見た。恐らく年単位で久しぶり。
 七五三で訪れた子供達に披露していて、ちょっと癇癪を起した猿をリアルに反省させている姿にふふっとなりました。
 正月にもやるのかな。

3.白米稲荷社

 大阪天満宮の正門から左に向かうとあります。
 境内社でもあるので繋がっており、天満宮境内からでも参拝へ向かえます。


 提灯も久しぶりに見たかも。飲み屋とかでも最近見なくなったよなぁ。老舗とかならあるのかな。

 欄間に彫られているのは稲穂。おー名前通りのお米にちなんだものがあるとは。

 拝殿の横に道があったので行ってみるとこれが。
 狐はわかるが、天狗もするのか。京都と滋賀で有名な天狗の話があるし、それの影響がありそう。

4.稲荷宮と狐像

 筋肉質なタイプの狐像ですね。サイズも小さく、似ているのは陀羅尼八幡神社の稲荷神社の狐像というか、ほぼ同じ——じゃないな。
 こちらの方がくっきりと線に沿って彫られていて、迫力がある。風化具合や汚れもほとんどないみたいだし新しいのかな。
 年月がもたらす変化って理不尽さと神秘をもたらしますね。無機物にも人にも与えてくる面白い現象だなと再認識させられました。

 所在地:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1−8

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