玉造駅から鶴橋駅まで移動して、そこから乗り換えて瓢箪山駅まで向かいます。
間違えずに行けて一安心。
有名な大阪の繁華街・観光地から離れていくので、落ち着いた雰囲気の場所が続きます。
瓢箪山稲荷神社を知った切欠は、辻占。それが行われている神社の一つとして紹介がされておりました。
さらに加えると辻占を知ったのは伊藤潤二先生のホラー漫画「死びとの恋わずらい」から。ホラー漫画経由で稲荷神社を知るとは……不思議な繋がりだなぁ。
瓢箪山稲荷神社にて
1.道中記
事前情報として商店街が近いと知っていたのです、一服しようと喫茶店に寄りました。
なんて名前だったかな。コーヒーゼリーをあてにコーヒーを飲む初めての経験が面白かったのしか覚えてない。恐らくは昔ながらある喫茶店。常連客の人達しかいなかったし。
あ、それと450円のモーニングセットを頂きました。美味しい。
他にも昔ながらの店や新しい店があるのは見ていて楽しい。どら焼き屋のぶ厚いどら焼きなんてコーヒーに合うよ。
2.商店街から鳥居

まず商店街の半ばあたりでこの鳥居があり、そこから住宅街を進むと

遠目からでもわかりやすい鳥居が。
道中は車一台が通れるぐらいの細さなので、行く時は注意が必要です。
なんだか自分が行く稲荷神社の道って大体細いんだよな。ルート選びが変なのかな。
3.瓢箪山稲荷神社

手水から狐像とは。ベタな座り方じゃないのもグッド。

狐像が想像していた以上に多いので、正面のこれだけを撮りました。
残りは狐像メインです。
4.参道付近の狐像


まずはこの二体。伏見稲荷にある大型の狐像と同タイプですね。
地理的に近い場所だと同じ製作所が作っているのでしょう。


隣にちょろっと写っているのは狛犬です。
補修したような跡があったり砕けている部分があったりと年季の入った狐像。


こういう飼い犬いますよね。隠れながら唸るやつ。
それはそうとして、気合の入った作りをした顔が良い。体を現代アートみたくスッキリとしたデザインにして強弱はっきりしている。んー印象的には獅子舞が近い? 凝った獅子頭に人間のスッキリした体。アレと似た印象を受ける。
5.境内社の狐像


金網で保護されている狐像。このタイプはもう一対あり


同じタイプ。この狐像達だけ何かイタズラでもされたんだろうか?



今回出会った狐像の中で一番お気に入り。
欠けやヒビがあるけれど元の姿を想像できる子連れの優し気な狐夫婦。瓢箪の形に山で瓢箪山を表現する台座の部分も面白い。
作った人の遊び心がとても感じられる癒し系の狐像でした。

伏見稲荷にもあった高所の狐像。

根元のオーソドックスな狐像。狼っぽく見えて混乱するタイプですね。



ちょっと見えにくいですが、顔がリアルよりの作りをしてます。

豪華な扁額その②。

ファニーな狐像。
石だけど、ぬいぐるみのような丸みの強い顔型をしていて柔らかい印象。

別種のファニーな狐像。


なんかこういうアメリカのアニメキャラ見た事ある気がする。馬か牛かそんな感じのやつ。


牛頭天王社に設置された、スネ夫みたいな顔をした狐像。
顔長でも表現の幅が広いなぁ。
厳めしい狐像からファニーな狐像まで、中々の種類を誇る稲荷神社でした。
規模に関しても中程度であっちこっち歩き回る必要もなく、商店街込みで楽しめると思います。
所在地:〒579-8051 大阪府東大阪市瓢箪山町8−1
