岩室稲荷神社にて

狐像

 この神社へ行く道が中々に大変でした。
 海岸沿いを走っていたのですが、想像以上に曲がりくねっていました。
 走る楽しみもありますが、神経も使うので想像以上に体力を持っていかれる。
 道の駅で小まめに休むのは大事ですね。

岩室稲荷神社にて

1.鳥居


 松尾寺駅から歩いて1~2分ぐらいでしょうか。鳥居がすぐに目に着くので迷う事はないでしょう。
 年季の入った鳥居がお出迎えしてくれました。
 歩いてみた感じだと風が強いとかそういうのはなさそうなのですが……雪が多いとか? 山に挟まれた場所ですし、時期によっては雨や雪の量が凄いのかもしれませんね。

2.鳥居の狐像

 そんな年季の入った鳥居の付近にある狐像も想像通りで



 うーむ、顔がない。
 苔と……カビ? 中々な腐食具合。 
 1枚目は口が開いていた痕跡がありますね。折れてなくなったんでしょう。穴だけが残って、鳥顔になってますね。
 2枚目はたまにある風化の仕方。口を閉じていると、こうも綺麗に顔だけ無くなるのか……八幡神社にあった狐像と同じ無くなり方しているなぁ。

3.本殿


 黄・黒・赤・白で派手な本殿。緑の多い場所で、派手な存在があるのも良いですね。

4.本殿の狐像



 口が欠けていますが、顔はちゃんとあります。
 指先が丸みが強く優しそうな雰囲気がありますが、顔は勇ましい。高橋よしひろ先生作品に出てくる犬の顔に見える。
 眼力が強い。主人公みたいな眼つき。
 動物の眼じゃ出来ない、人間の持つ眼の特徴ですね。

5.階段前の狐像

 本殿の横へ向かうと、このようになっていました。
 階段の上にもあったのかもしれません。ただ、石段が不安定になっていたので登るのはやめました。


 そして、狐像。
 

 狐像に言うのもアレですが、狐顔ですね。俗に言う切れ長細目になっています。
 正面や横から撮っても笑っている様に見えますね。「こんな暑い中来たのか、ご苦労さん」と言っていそう。確かにご苦労だな。自分でも思う。
 それにしても位置がちょっと不思議。先に何か設置してあり、空いた所に狐像を置いたような配置。
 逆にそれがお互いに木陰や軒下で涼んでいる状態になっていて、面白い。
 
 想像以上に狐像が多くて楽しい神社でした。

 所在地:〒625-0011 京都府舞鶴市吉坂138

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