寒いけれど晴れてはいるし、時間もある。
そんな訳で気になっていた金沢市にある稲荷を巡ってきました。
その第一が西方寺の稲荷堂。
最寄り駅の野町駅になります。
西方寺の稲荷堂にて
1.道中記
野町駅へ向かうために久しぶりに電車を使っての移動。
個人的な電車あるあるなのですが、遮光カーテンをおろしているのに、ほんの少しの隙間から漏れた光が窓枠で反射されて眩しい。しばらくすれば電車の移動で角度が変わり終わるが、電車に乗っていると感じられて妙な感じ。
野町駅へは西金沢駅で降りて新西金沢駅に行きます。
西金沢駅は金沢での行き帰りで人が沢山乗り降りするぐらいのイメージしかないなぁ。近くにあったっけ? と思いながら新西金沢駅を探すと、どう見ても“旧西金沢駅”の呼んだ方が似合う駅舎が。駅名の付け方は知らないが、色々あるんだろう。
5~6分で野町駅へ到着。
そこから寺院群がある地区へ歩きます。


利用したのはこの道。狭い道ではあるものの、車は割と通るので注意が必要。
日曜なのもあり、観光客も多い。あと布団を干している家をよく見た。“日曜日の生活”が道中であると嬉しい。平日の亜種じゃないんだよな、休みは。


一対の龍と岩板に彫り込まれた金剛力士が力強い三光寺。
ここを過ぎると西方寺があります。
2.西方寺


ペット霊園もあるので、遠写のみ。
あまり浮かれて静かに眠る子達に迷惑をかけるのは嫌なので。
3.狐像
寺の代わりにガンガン稲荷は撮るよ。それで来たんだもの。

……もしや、豊受稲荷の狐像の囲いがないバージョン?


ぽいなぁ、これ。

参考に引っ張ってきた……台も同じ!
みなさん、豊受稲荷の狐像を見るなら西方寺へ。パーフェクト版が見れますよ。

鍵は折れてるけども。それ以外は綺麗なもんです。
網越しでも凛々しいと思っていたけど、想像以上に格好のいい狐像。
肉付きの良さが丁度いい。柔軟性と力強さを感じさせる太さ。よく見ると細かい線が沢山あり、逆立った毛にも見える。
緊張感の演出になるなぁ。匠の技みたいだ。
門番として恐い狐像も好きですが、こういう真面目な緊張感も良いですね。
4.おまけ

飴買い幽霊の話もあるそうです。
所在地:〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目6−48

