坂の上にある駐車場までの道のりが、一車線のガードレール無しで中々に怖い。
一応車を避けられる場所が一部あるが、利用する人はゆっくりと丁寧に行った方が良さそう。
もし嫌なら長いけれど階段で上るのが楽ですね。
小坂神社の稲荷社にて
1.これが本殿らしい

特徴的な狛犬がいる赤い本殿。
下記の拝殿を通って行くようで、駐車場からは無理そうです。
稲荷神社がメインだったので、写真はこれだけです。
2.小坂神社


欄間の彫刻が絢爛豪華。

龍と鹿で縁起が良い……でも、絵面が「酔っぱらって騒いでいる龍」を「うるさいと怒鳴っている鹿」に見えてきて面白くなる。
踊っているような龍の体に口の開き方が、陽気に歌っていそうなラッパ口で楽しそう。鹿は自分の部屋から頭を出して上を睨みつけてついに口を開いた! といった感じに見てました。
3.像いろいろ


のっそりと現れたような狛犬と金沢名物群の逆立ち狛犬。


そして偶蹄類。
一見するとヤギに見える。名物の狛犬よりも、この二体は一体何だろうという疑問が大きかったですね。昇格記念とあるし、寄贈した人の干支とか? そうなると牛か羊か。
牛……牛かぁ?
4.好きな風景

枯葉に囲まれた金属製ベンチって、画として好きなんですよね。
冷たい存在をどういう風にするか、人間に問われているようで面白い。
5.稲荷社

拝殿やベンチから下った場所に稲荷社はあります。
写真を見て気づいたけど、根っこ凄いな。そこら中に剥き出しになってる。どれほどの生命力あるんだ。
6.狐像


顔の個性も気になるし、小さい狐のような羊のような像も気になる。
小さい方、左右で違うやつだよね。まだ狐っぽいのと丸々とした羊っぽいの。
大きい方……と、言っても十分小さいのだけど。このサイズは作者好みの面白いデザインにしやすいのかな。沖縄のゆるいシーサーのデザインが感覚的に近い? 福井県の伏見稲荷のも近いかな。
古い絵本の狐のデザインというか。デフォルトにした結果、目が半月になって愛嬌と怖さを同居させた感じがする。 子供のトラウマに残るタイプの絵本に登場していそう。
本殿の狛犬なども含めて個性豊かな像が沢山いる神社でした。
所在地:〒920-0816 石川県金沢市山の上町42−1
